佐渡トライアスロンレポート③(ランスタートからゴールまで)の続き
ゴール後はしばらく座ったまま動けなかったが、マーマンキングに氷を持ってきてもらって、脚をアイシングしたらかなり回復した。
同じくBタイプ出場のPearl Izumi清水さんのゴールを会場で待ちながら、ゴールしたメンバーと談笑。
このひとときはゴールできた安堵感が心地よく、なんだかすごく清々しい時間だった。
そして、今回のレース出場のきっかけを半強制的に(笑)作ってくれた、清水さんも元気にゴールに帰ってきた。
自分の佐渡のゴールは清水さんのゴールとセットでコンプリートと思っていたので、すごく嬉しかった。
一度、宿に戻って夕方からは会場でAタイプの選手のゴールを出迎えた。
自分が走った距離の倍を走って戻ってきた選手たちにはタイム関係なしにリスペクトしかない。
自分がこの距離を走るとなると正直まだ想像できない。
でもチームメイトのゴールや、その他の選手のゴールを見てると、自分も走ってみたい気持ちになってくるのが不思議だ。
来年、ロングに誘われたらきっと断らないと思う(笑)
最後はTeam PIメンバー全員でゴール!
これで、自分の2017年の佐渡トライアスロンは幕を閉じた。
最後に今回のチャレンジで感じたことを自分への備忘録としても書いてレポートを終わりにしたいと思う。
レポート①にも書いたが、自分が一(いち)選手として走ることからは避けていたようなところもあったが、今回いろんな方々の後押しやサポートがあって、久しぶりに自分の体力と気力と向き合いながら走ることができた。
結果やタイムがどうとかいう話ではなく、終わってみれば、苦しさも楽しさも、当日に向けての準備も含め最高に楽しかった!
そして、トライアスロンってやっぱり素晴らしいスポーツだと再認識した。
普段から仕事でトライアスロンには携わっているが、今回自分が走れたことでトライアスロンに対して新たな情熱みたいなものが自分の中で芽生えた。
これは仕事に対しても、自分がトライアスロンというスポーツをこれから続けていくうえでも、必ずプラスの出来事になると確信している。
仕事で携わっている方々の中には、大会などには出場せずに、サポートやご自身の仕事に徹するスタイルの方も多くいるが、自分はやっぱり自分も楽しむことで、仕事やそのスポーツ自体への情熱や新たな発想なんかが生まれてくるタイプだと、この佐渡を通じて分かった。
この佐渡トライアスロンをきっかけに、これからは自分自身も向上心をもってトライアスロンを楽しんでいくこと。
そして、自分のスタイルで一人でも多くの方にトライアスロンやスポーツの魅力を伝え、一歩踏み出すお手伝いをしていくこと。
この2つを自分への約束にもして、また走っていこうと思う。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
2017.09.16 大西勇輝