先日の連休は昨年から運営のお手伝いをさせていただいている、第3回 三陸・雄勝 海の幸トレイルランニングへ
昨年の春、第1回イベントに向けコースを試走しながら、「ここまでトレランしにきてくれる人いるかねぇ。」なんて発起人の山本ケイイチさんがつぶやいていたのが懐かしく思えるほど、小さく始めたこのイベントも気づけばあっという間に定員になる人気トレランイベントに。
新鮮な海の幸をこれでもかというほど食べ尽くすことが出来る前夜祭に、美しい景色と気持ちよく走れる区間の多いトレイル、そして計測もないファンランであることが魅力で全国各地から参加者が集まってきています。
自分自身も雄勝に行くこと、雄勝の人に会うこと、海の幸トレイルランに携ることが、毎回とても楽しみです。
雄勝に行くのは今回でもう5回目かな?
今回も現地入りしてからコースのロープ貼りなどを。
一緒にコースチェックに行ったのは、世界を旅した経験があり、海の幸トレイルランでは主に走れるカメラマンとして、参加者の写真を撮ってくれている浜吉さん!
とてもバイタリティに溢れている魅力的な浜吉さん。
渋谷からのロングドライブも一緒で心強かったです。
前日から雨のトレイルでしたがこれがまた幻想的な雰囲気でした。
コースチェック後のランチはもちろん海の幸!
おなじみ光洋さんの鰹のたたきランチ
毎度美味すぎです。
そして会場設営などを終えた頃、参加者も続々と集まり、プロトレイルランナー石川弘樹さんによるコースガイダンスが行なわれた後、このイベントメインとなる前夜祭!
銀鮭、殻付ウニ、ホヤ、ほたて、寿司、海の幸をふんだんに使った料理。。。
今回も最高品質の海の幸料理のおもてなしにみなさん大満足。
もちろん僕も。
ホヤが大好きなので大満足!焼いた銀鮭をのせ、だし汁をかけた茶漬けも絶品でした!
雨の中の前夜祭でしたが、みなさんおいしい海の幸と歌やダンスで盛り上がり、このイベントのメインとなる前夜差が終了しました。
そして翌日はトレイルランニング。
前日から降り続く雨で、硯上山往復の16kmコースに変更して行ないました。
コース変更によりスタート地点が変わったことで、津波によってすべてが流された雄勝の町を約200名のランナーが駆け抜けることになったのも何か感慨深いものがありました。
自分はランナーの安全確認をしながら今回もコースを走らせていただきましたが、ランナー同士がハイタッチをしながら、笑顔で走っているのがとても印象的で、この雰囲気が海の幸トレランだなぁと改めて実感しました。
イベントは大きな事故などもなく、最後は恒例の「サライ」を参加者、地元のスタッフの方全員で肩を組んで歌い、あたたかい雰囲気で終えることができました。
通常のトレイルランの大会に比べると200名ということで規模は小さめなものの、海の幸の美味しさも、トレイルの美しさも、地元の方の温かさも、たくさんの魅力がぎゅっと凝縮されたこのイベントは本当に「素敵」なトレイルランイベントです。
震災による津波の被害がとても大きかったこの雄勝ですが、このイベントを通して、美味しい海の幸と、美しいトレイルがあって、心温かい地元の方がいる。
そんなことを肌で感じ「雄勝ファン」「雄勝応援団」が着実に増えているのを、第1回から携ってきてる中で実感しています。
これからも海の幸トレイルランを通じて、全国に「雄勝ファン」「雄勝応援団」を増やしていくことが、結果的には雄勝を元気にしていくことにもつながるんだろうなと感じています。
そんな海の幸トレイルランに関われていることに感謝し、次回以降もしっかり楽しみながらサポートしていきたいと思っています。
あ〜、すでに雄勝の海の幸が恋しい(笑)