はじめて自分がプロデュースしたサイクルウェア販売開始!PGLのシーズン6

この7月でパールイズミブランドアンバサダーとして活動をはじめてちょうど3年が経過しました。

最近はアンバサダー活動に加え、プロダクトのフィードバック、コミュニティ活動の企画やディレクション、カタログ撮影のサポート(モデル出演ではなく運営側)など、様々な部分でブランドに関わらせていただいていました。

そのパールイズミの中でも自分が大好きな直販プロジェクト「PGL」の最新作である、シーズン6の販売が先日スタートしました。

実はこのシーズン6、はじめて自分がコンセプトからデザイン、カラーリングまでプロデュースしたものなんです。

人生はじめての経験です。

自分なりにずっとファッションが好きだったことや、デザイナーの父のもとで育っていたこともあり、教員、スポーツ関連の仕事を経験を経て、37歳でアパレルの製作に携わり、それがカタチになって世に出たことは、とても感慨深く嬉しい。

年明けからコンセプトづくりをはじめて、清水さんにもアドバイスをいただきながら、自分がライドを通じてパッションを得る瞬間や感覚ってなんだろう。

そんなことをあれこれ考えながら生み出したシーズン6のコンセプトメッセージは「Sparks(スパークス)」

 

Sparks

スピード感、爽快感、達成感

サイクリストであれば誰しもが感じる、自分の内側でSparkする感覚。

シーズン6はそんなサイクリストたちのSparkする瞬間を表現した。

 

どうでしょう?

きっと誰しもがライドを通じて、ゴールした達成感や、走り終えた後の爽快感、非日常のスピード感から、自分の内側が震えるような感覚を感じたことがあるかと思います。

その感覚が次のライドのモチベーションや日々の生活の原動力となり、サイクルライフを豊かにしてくれる。

まさにそんなライドを通じて感じるSparkをウェアで表現しました。

 

Sparkを発想の軸として、自分でイメージコラージュを作成し、デザイナーとディスカッションを重ね、仕上がってきたのがこのシーズン6

ホワイト×ネイビー

ネイビー×ピンク

ライトグレー×ライム

右肩、左裾にはSparkを表現するような動きのあるドットを。

全3色展開です。

 

袖次にはアクセントとなる直線的なラインのモチーフ

 

これはバックスタイル

PGLのロゴを配置

細かいですが個人的にもお気に入りのポイントです。

 

ビブショーツにも大きめのPGLロゴを。

トップスと同じようなドットを入れるか迷いましたが、ここはあえてシンプルに。

 

我ながら自分が最高に着たいウェアに仕上がりました!

いやぁ、嬉しすぎる。

ニンマリです。

(自己満ですいません)

 

そんなシーズン6をモデルとして着用してくれたのがデイビット

3人の子供のパパであり、仕事もバリバリやりながら、大好きな自転車もしっかり楽しんでいるまさに自分に取っても理想の大人であるデイビット

自分がプロデュースしたウェアのモデルをデイビットが受けてくれたことも非常に嬉しいんです。

デイビットのライフスタイルを綴ったバイシクルクラブのインタビュー記事もぜひ読んでほしいです。

 

そんなこんなで人生ではじめてのプロデュースウェアPGLのシーズン6

このコンセプトやデザインに共感してくれて、このウェアを着てライドを楽しんでくれる人がいたらとても嬉しいです!

シーズン6購入者でSparksライドなんてのもやってみたい(笑)

みなさん、ぜひぜひPGLのシーズン6をよろしくお願いいたします。

トライアスロンin徳之島(レース編)

大荒れのコンディションの中、ワクワクしながらいよいよスタート。

レーススタート前までの記事はこちら

 

今回のほぼミドルに近い距離のレースは2017年の佐渡トライアスロンBタイプに続き2回目

その後も宮古島や佐渡A(ランでDNF)を経験しているので、距離に対する不安はなかったけれど、とにかく大雨と強風のこれまで経験したことのないコンディションだったので、起伏の多いコースで落車などせずゴールに戻ってこれるかだけが唯一の不安材料でした。

徳之島までのトレーニング状況はまだまだだったけれど、佐渡がメインと位置付けているので、とにかくタイムや順位ではなく、しっかり最後まで走りきること(歩きグセ、やめグセからの脱却)だけに集中して、スイムスタート。

 

スイムパート

スイムはレッツスイム町田で週1〜2回泳ぐようにしていて、調子も上がっていたので、どの程度レースで泳げるか楽しみにしていました。

さらに今シーズンからウエットスーツをZone3に新調したので実際のレースでの使用感にも期待していました。

いざスタートしてみると、そこまでバトルも気にならず、ウエットスーツの肩の回りもよく、いい感触で泳いでいたのですが、距離が短くなったことと、久しぶりのレースで気分が高揚していたのか、予想以上に心拍数が上がり、なかなか下がらない。

そのうち気分も悪くなってしまい、心拍数も下がらず、「ん、、、このままじゃまずい、、、」と初めてスイム中に泳ぐことをやめ、近くに見えたライフガードのボードにつかまり休憩を取ることに。

トライアスロン歴の中でこんなことは初めてでした。

スイム中だったこともあり少し怖い思いもしましたが、あくまで最後まで走りきることが自分のミッション。

休みながらライフガードの方と話した時に、「結構ウネリも強いですから酔いますよねぇ」と言っていたので、それも原因かなと考えつつ、だいぶ調子も落ち着いたので再スタート。

きっと2分はロスしたと思うけれど、なぜか自分の中ではあまり気にならず、気持ちを切り替え、トランジッションエリアで落ち着いて靴下を履き、エナジージェルなど忘れ物がないかを確認しバイクへ。

 

バイクパート

雨は引き続き強く降っていて、ところどころ冠水している箇所もあったので、とにかく路面には気をつけながら、起伏に備えて常に腹八分目で走ることを意識して距離を重ねていきました。

絶景であろう海沿いのコースも真っ白。

景色を楽しめないのは残念ではあるけれど、レースで着用するのをとても楽しみにしていた、今シーズンのPI TRI用に作成したパールイズミのオーダーシステム「エアトライスーツ」のおかげもあり、気持ちは上がっていました。

今年は自分がカラーリングやデザインの提案をして作成したこともあり、自分の提案が採用された最高にかっこいい(自画自賛)お気に入りのトライスーツでレースしているのもまた非常に楽しかった。

徳之島のコースはアップダウンが激しいけれど、ジェットコースターのように見通しのいい下りと上りが多く、思っていた以上にリズムよく走ることができました。

顔に雨粒が当たると痛いほど雨も風も強く、何度か肩にグッと力が入ってしまうような緊張する路面状況もありましたが、そんな様々な外的要因が逆に集中力を高めてくれて、もっと走りたいなぁと思うほど走りに集中した楽しい時間でした。

なんとか無事に75km走りきりトランジットへ。

この時はもう雨風のことは気にならず、とにかく楽しい!

 

ランパート

トランジットでは落ち着いてゆっくりとOnのクラウドフライヤーの紐を締めスタート。

今回、クラウドスイフトと2足持ってきていて、ギリギリまでどちらを履くか迷っていましたが、起伏の激しい徳之島のランコースでは安定感の高いフライヤーが自分には適していると判断しました。

あとは今年のブルーのウェアにカラーリングがバッチリなのもあるかな。

ランも序盤からアップダウンが続きます。

はやる気持ちを抑えながら、1キロを5分前後のペースでじっくり走りました。

かなり勾配のきつい上り坂ではさすがにペースダウンするものの、後半も脚は比較的元気で平地は5分を少しきるペース、上りは6分近くまで落ちますが、大ブレーキすることなく、久しぶりにレースで安定して走れている自分に少しほっとしていました。(結果的にはアベレージで1kmを5分10秒ペース)

そしてクラウドフライヤーのチョイスも大正解でした。

疲労感のある中での下り坂もうまく走れた感覚です。

前半にはリレーチームで出場している「On×iro-hanaかふぇ食堂」チームのラン担当トシくんに会い、ぶっちぎりの走りに力をもらい、後半には脚を痛めながらもゴールを目指すマリナとお互い声をかけ合い、仲間の力も借りながらゴールのアーチが見える会場へ。

ゴール付近では大きな声で駒田さん吉川さんが迎えてくれました。

いやぁ嬉しかったなぁ。

サバイバルトライアスロンから無事生還!戻ってきた!

タイムや順位はどうであれ、最後まで歩かずちゃんと走りきれたトライアスロンは最高に気持ちがいい!

結果は総合で33位

昨年の宮古島や佐渡Aで思うようなゴールができなかったので、またそんなことが続いたら。。。なんて頭をよぎったこともありましたが、一安心。

9月の佐渡に向けて心身ともにとてもいい刺激が入りました。

 

今回、一緒に参加した「On×iro-hanaかふぇ食堂」チームはリレーの部で圧勝の2連覇!

こうやってみんなでワイワイ旅トレースを共にするのもまた楽しいですね。

そして最後に。

今回は中止もありえるような天候の中、どうしても保守的な判断をしてしまう昨今ですが、開催を決断してくださった大会関係者の皆様、そしてものすごい雨の中でも沿道で応援をしてくれた島の方々には本当に感謝しています。

徳之島は参加するトライアスリートに対するリスペクトをすごく感じる島でした。

バイクもランも走っていてとにかく応援が心強かったです。

決してアクセスのいい島ではないですが、リピートするトライアスリートが多いのも納得。

徳之島の皆さん、本当におぼらだれん!

トライアスロンin徳之島(スタート前まで)

今シーズンの初レースとして、トライアスロンin徳之島に出場してきました!

エントリーのきっかけは、神戸出張のタイミングでiro-hanaかふぇ食堂に立ち寄った際、徳之島出身の店主、吉川さんに徳之島トライアスロンの魅力を熱く語ってもらい、なんだか無性に出たくなって、勢いでエントリーしたのがきっかけ。

(写真左が吉川さん、徳之島入りも一緒に)

9月の佐渡トライアスロンの前のトレーニングとして、ミドルくらいのレースに出たいなぁなんて考えていたのでちょうどいいのと、いつものOnメンバーも、リレーで出場するとのことなのでとても楽しみにしていました。

 

ただ、事前の天気予報は大会前から当日まですっと雨予報。

島の天気は変わりやすいからきっといい方向に変わってくれるだろう。。。

なんて期待はまったく叶わず、現地入りしてからはとにかく大雨続き。

自分より後に徳之島入りするOnメンバーは大雨により、予定していた日に飛行機が飛ばず、一日遅れて現地入りしたくらいの荒れ模様。

レース当日までは、吉川さんのOnブースの脇で、受付会場でZone3の販売やPeal Izumiの展示をしながら過ごすもとにかく雨。

せっかくだからレース以外でも徳之島の景色を楽しみながらオーシャンスイムやランニングとかできたらいいなぁなんて思ってたけどそれどころじゃない大雨。

でも懲りずに、島の天気は変わりやすいからレース当日はいい方向に変わってくれるんじゃ。。。

なんて期待と現実逃避をしながら、吉川さん、Onの駒田さんトシくん、今回は招待選手として出場のマリナと食事をしたり、宿でお酒を飲んだりして、雨の中でも徳之島で楽しく過ごしていました。

 

徳之島滞在中の食事は、吉川さんのご両親に大変お世話になりました。

いわゆる島料理というもので、夕食や朝食、愛情たっぷりのお手製ご飯をたくさんご馳走になりました。

本当に美味しかった!

 

レース前はブースの仕事、みんなでご飯を食べる、お酒を飲む、それしか記憶にないくらい屋外活動はゼロ。

こんな連日ザァーザァー降りでレースはどうなるんだろう。。。

 

そんなこんなで当日の朝を迎えました。

外を見るとやはりものすごい雨。

大雨警報も出ていたので、もう好天に恵まれることは潔く諦めました(笑)

結果的にはスイムが600mに短縮されただけで、バイク75kmとラン20kmは予定通り開催。

徳之島のスタッフは強気だなぁ。

きっと関東の主要大会ならもっと距離を短縮したり、もしかしたら中止もありあえるだろうなぁというくらいのコンディション。

でもそんな強気な判断を下した地元の方の見えない自信のようなものや、大会にかける意気込みを自分自身も感じました。

郷に入れば郷に従えですね。

大雨の中、バイクのセッティングをしているころには、こんなものすごい環境でのレースもそうはないので、このサバイバルから必ず生還してゴールしようと、ワクワクしていました。

この初めて経験するサバイバルトライアスロン(勝手に命名)がスタートする高揚感がなんとも言えませんでした。

とは言っても、ワクワクだけでなく、徳之島前に決めていたこのレースの目標「最後まできちんと歩かず走りきる」も自分と約束してスタートラインへ。

昨年は宮古島トライアスロンでたっぷり歩いてしまい、佐渡トライアスロンAタイプでは腰の痛みがあったとはいえランでDNF

歩きグセや止めグセがつかないように、しっかり最後まで走りきることは自分にとってマスト

雨によって起こるリスクは冷静にマネジメントしながら、このサバイバルトライアスロンを楽しもうといざスタート。