2019佐渡トライアスロンAタイプへの挑戦(バイク編)


予想以上にタフなスイムを終え、次は190kmのバイクへ。

昨年は腰痛のため、はじめから190kmなんとか走りきるための安全ペース。

今年は42kmのランを想定しつつも、痛い箇所もないのでしっかりレースとしての走りを目指してスタート。

 

【バイク】

バイクラップ:6時間5009秒(194/通過125位)

昨年は6時間5041秒(211位)

 

しかし、結果は上記の通り、昨年の腰痛を抱えながらのタイムとほぼ同じ。。。

今年は昨年に比べて向かい風のエリアが多く、トップ選手でも昨年よりは時間がかかっていましたが、惨敗のバイクパートでした。。。

(画像はジェロニモ大塚さんより。いつもありがとうございます!)

バイクスタート直後、全身に乳酸が溜まっている感覚で、踏み込むと一気に脚がパンパンになってしまいそうだったので、どんどん後ろから来る選手に抜かれ、焦っていましたが、先を考えグッとこらえて、ギアを落としクルクル回して耐えることに。

そうしていると、少しずつペダルを踏み込む感覚も戻り、10km過ぎた頃からようやくなんとかレースの走りができるようになってきました。

スイムの疲労だったんだろうか。

Z坂まではアベレージで32〜33km/hくらいのペースで、目標としていたペースまで追いついてきました。

難所のZ坂は、佐渡ロングライド含め、もう何度も登っていて見通しも持てているのでここは淡々とクリア。

このまま無茶せずいければ、目標としていた最終でアベレージ30〜31km/hほどでバイク終了できるかな。

そんなことを思いながら、佐渡の相変わらずの素晴らしい景色をしっかり楽しみながら距離を重ねていきました。

 

しかし。。。

80km地点を過ぎたあたりからまたしても大きな疲労感が襲ってきました。

この頃には嫌な向かい風がずーっと続き苦しい区間へ。

この疲労感の大きな要因が”DHポジションを長時間取ることが非常に辛い”こと。

お恥ずかしいことなのですが、腰や首に鈍痛が走り、すぐにブルホーンバーを持ちたくなってしまう。

これはただの練習不足。

ロードバイクが好きなせいで、DHポジションでのある程度の距離の練習が完全に足りていませんでした。

この点はレース前から自分でも懸念していたのですが、徳之島の距離(75km)は問題なかったので、なんとなるかな?と楽観視していたのが間違いでした。

腰や首の鈍痛が気になり、何度も上体を起こして背中を伸ばしたり、下りでペダリングを止め、腰を浮かしてストレッチをしたりで、大きくペースダウン。

さらには、2度ほどエイドステーションでバイクを降り、補給して、ストレッチして。

途中、非常に辛く、今年ももしかして。。。

なんてネガティブなことも頭をよぎりましたが、”今年は完走するために佐渡にきたんだ”と何度も自分に言い聞かせ持ちこたえました。

 

後半の難所、小木の坂をクリアする頃にはものすごい数の選手に抜かれ、バイクラップは190位、56位でスイムアップしたのに、バイク終了時には125位に。

約80人の選手に抜かれてしまうという惨敗ぶり。

昨年よりはいい走りができると思っていただけに、悔しい結果になりましたが、バイクを終えトランジションエリアに戻ってきた時には、辛かったバイクが終わった安堵感からか、

あとはランニングだけ。

着実にゴールには近づいている。

昨年に比べたらカラダも痛くないしまだまだ元気。

ゴールはできるはず。

そんなポジティブなマインドのほうが支配していました。

 

この時点で最後のランは3時間40分ほどで走らないと目標の11時間台には届かないタイムでしたが、そんなことよりとにかくゴールを目指して前進あるのみ!

気持ちを切り替え最後のランパートへ。

(続く)

 

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