佐渡トライアスロンAタイプへの挑戦(前編)


2018年9月2日、初の佐渡トライアスロンAタイプにチャレンジしてきました。

昨年からPI TRIのコミュニティ活動をきっかけに、レースに出るようになってから3戦目

 

久しぶりのトライアスロンのレースに最高のパッションを受けた昨年の佐渡Bタイプ

ランニングが全く思うように走れず、ロングの難しさを痛感した今年の宮古島トライアスロン

そんな過去2戦の経験を生かし、最後までしっかり走りきり、納得のパフォーマンスを出すことを目標として挑んだ佐渡トライアスロンAタイプ

 

結果はランニングの15km地点で自分の判断でリタイアとなりました。

写真はリタイア後、会場で笑顔で迎えてくれたOnメンバー

 

今回のレース後の率直な気持ちは複雑”

なぜ複雑かというと、今回のレース後の想いには二面性があって、一つはこの日のために、2週間前まではトレーニングも順調にできていたし、身体もかなり理想的に絞れていたので、とても悔しいという想い。

もう一つは、スタート前日までは正直ここまで走れると思っていなかったので、”これでよかったのかもな、よくやれたのかもな”という想い。

今でも今回の”佐渡Aはこうだった”とスッキリまとめるのが難しい。

まさに”複雑”

 

その原因はレース1週間ほど前から腰が曲げられないほどの腰痛が出てしまったこと。

その前から予兆はあったのですがケアをしてもらいながら、佐渡ではなんとかちゃんと走りたいという想いが強かったためか、だましだまし、欲を出してカラダに負荷をかけてしまったことが腰痛につながってしまいました。

人にはトレーニングのやりすぎには口を酸っぱく言っているのに、自分のこととなるとほんとお恥ずかしい限りです。

2週間ほどほぼトレーニングらしいトレーニングはやめて、出発直前まで治療を重ねて佐渡入り。

現地でもチームメイトのマーマンOnのトシくんから、少しでもよくなるようにと万全のサポートを受け、毎晩マッサージをしてもらいました。

それでも現地に入った後も、腰を曲げるのも辛かったので、スイムまでが限界だと考え、PI TRIの指揮をとる清水さんへもスイムでやめることを事前に伝えていました。

 

そしてレース前日。

一応バイクはトランジッションエリアに預けるつもりだったので、その前に少し乗ってみることに。

腰痛だったため、事前にサドルを少し下げて、ハンドルをあげて楽なポジションにしていたこともあるのか、踏み込まなければ乗れそうな感触。

それにあわせてレース会場独特の雰囲気や高揚感もあり、”やっぱり初めからスイムまでと決めつけずやれるところまでやりたい”という想い。

でも、ここで無理して動けなくなったらそれこそ本末転倒だ。。。

でもここまで来て少し動けそうなのに始めからスイムまでと決めるのか。。。

 

そんなやりとりを自分の中で何度も繰り返し、前日に自分で出した答えが

悪化する前に必ずやめることを自分に約束していけるところまでいく。

こんな先の見えない状況でスタートするのは自分でも初めて。

でもきっとこれにも意味があるはず。

 

いろいろと頭の中をグルグルさせながらも自分なりの答えを出したレース前日でした。

 

 

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